C言語講座 - 3 演算

変数や、定数(数値や文字など固定したもの)を計算して、新しい値を求めることができます。 つまり+−×÷です。


int i,j,k;
scanf("%d %d",&i,&j);

k = i+j;
k = i-j;
k = i*j;
k = i/j; /* jが0だとエラー */
k = i%j;

このように、i と j を計算した結果を = で k に代入しています。 + - はそれぞれ足し算引き算ですが、 * は掛け算を、 / は割り算(余りは省く)、 % は剰余(余りを出す)です。

割り算のところで 0でエラー と書いてありますが、「0で除算」はプログラムが止まるので注意した方が良いです。 回避方法は if を使います。(後述)

今回は scanf という関数で、ユーザーからの入力を受け付けています。 %d は前に説明した整数で、そのあとの i j にそれぞれ対応しています。 ところで今回は &i &j となっていますが、これは「アドレス」を渡しています。 これにより i j の中に関数から入力された数値が書き込まれます。(ポインタの所で詳記)

また、変数が小数同士だと % が使えない代わりに、 / で小数点以下まで計算されます。 計算した結果が小数なのに、整数の変数にいれたりすると小数点以下が無くなるので注意。 それと、printfで % を表示したいときは %% と二回やればOKです。


i += j;
i -= j;
i *= j;
i /= j;
i %= j;

また、上の用なことも可能です。これは i と j を演算して、結果を i に代入しています。

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